一部の愛好家だけの世界だったセルフジェルネイル。
あの頃、机いっぱいに道具を広げ、細かい作業に没頭している姿を見て何がそんなに彼女を惹きつけているのだろうと、少し興味を覚えた。
そして、ネイルが美しくなった時に突然見せたキラキラとした笑顔に、思わず胸を打たれた。
寝たきりになった高齢の女性にネイルをしてあげた時に見た、幸せそうな表情。
週末のたびに、ネイルをしてとせがむ幼い女の子。これは最近の話。
初めてネイルを体験して、高ぶった気持ちに困惑している男性なんかもいた。
グランジェは2011年に生まれて、それからたくさんの場面にめぐりあいながら、ネイルの持つ本当の力に少しずつ気付かされていった。
もっと簡単に、シンプルに、安全な商品を作ってジェルネイルを楽しむ人がたくさん広がった方が、世の中少しでも明るくなると思った、その直感に今でも愚直に従っている。
グランジェは、品質への強いこだわりをベースに、セルフジェルネイルでみんなの気分を上げたり、自己肯定感を高めたりする、そんな役割を永く担いたいと思っています。