数日で剥がれていたセルフジェルネイル。3週間の持ちを目指し1年かけてたどり着いたのは、ケア方法・ジェルの相性・厚みの改善でした。


以前、別の記事で私の自己紹介をさせていただきましたが、私はネイルスクールに通う前からセルフでジェルネイルをしていました。もちろんグランジェユーザーです。

その頃は自分でネイルアートをするのが好きなのと、ジェルのほうがマニキュアより仕上がりがきれいなので約2年ほどセルフジェルネイルを続けていました。

しかし、ジェルの特徴である「持ち」に関してはまったくダメ。

早いときは2~3日でポロッととれていました。ケア方法やサンディングのやり方など、どうにかジェルをちゃんと持たせたくてたくさん調べましたが、どれを試しても結果は同じ。逆に、リムーバーを使わなくてもすぐ取れるからまあいいわと開き直っていました。

ちなみにこの頃、当時の私の同僚のひとりもグランジェを使っていたのですが、特にケアもちゃんとしていないのに2週間持っていたんです。私の爪自体になにか原因があるのかなと思っていました。

その後ネイルスクールに通うことになるのですが、スクールではジェルネイル前のドライケアの方法や、サロンのようにマシンで行うサンディング方法、ジェルの正しい塗り方なども教わりました。しかし、それでも自分の爪だけは3週間持たなかったんです。さすがに2~3日で取れるということはありませんでしたが、1週間もすればどこかしら浮いてくる。

そこから、約1年。

試行錯誤を続け、さまざまな方法を試してやっとたどり着来ました!3週間持つ方法!

これはあくまで私のやり方なので、すべての方がうまくいくかは分かりませんが、ジェルネイルの持ちで悩んでいる方は参考にしていただければと思います。

目次

    私の爪の状態

    何も塗っていない私の爪

    まず最初に私の爪の状態から説明しておこうと思います。なぜなら、元々の爪の質がジェルの持ちにとても関係してくるから。
    よく「ジェルの持ちには個人差があります」と商品ページなどに記載されてますが、これは事実。私の爪はかなり取れやすい爪なのです。

    爪が健康な状態でも「薄い」

    簡単に直角に曲がります

    写真だとわかりにくいかもしれませんが、ジェルをつけてないと私の爪はグニっと曲げられるくらい薄くて柔らかいです。

    これは同じ悩みを持つ方も多いんじゃないでしょうか。ベースになる爪自体が柔らかすぎると、伸びてきたときに耐久性が悪くなります。少しの衝撃でヒビが入ったり、浮きができたり、どうしても取れやすくなってしまします。

    爪の生え方に癖がある

    私の場合、爪が薄いせいかジェルネイルをせずに伸ばしていると、人差し指の爪先が少し下に曲がって行きます。ジェルをつけて伸ばしていると、ジェルを外したときは真っ直ぐ伸びているんですね。

    つまり、ジェルをつけているときは自爪は下に曲がりたいけど、ジェルは固められたときの真っ直ぐな状態でいたいというふうに反発してしまうのではないかと思うんです。結果、ジェルが浮きやすくなるのではないかと思います。

    手がかなりの汗っかき

    これ、幼い頃からのコンプレックスなのですが、私の手は暑い日じゃなくても、緊張していなくても、とても頻繁に汗をかいています。なので、必然的に爪の水分もたっぷり。普通の人に比べてとても潤っている状態です。ジェルネイルに水分は大敵。これも私の爪がジェルネイルが取れやすい原因の一つなのです。

    ネイルスクールで教わったことを実践してみても、持ちが悪かった私の爪。ここからは自分の爪でいかに持ちをよくできるか、自分の爪に合った方法を実践して試しながら探していくことになります。

    結論としては、

    ①ケア方法
    ②ジェルの相性
    ③厚み

    の3つのポイントを改善することによって持ちを良くすることに成功しました。その方法をご紹介します。

    ①ケア方法

    根元からジェルが浮いてくる場合、大抵の原因は、甘皮ケアがしっかりできていないからです。そこで甘皮ケアの方法をいろいろ試してみたのですが、私が一番持ちが良かったのはセラミックプッシャーを使うことでした。

    ①-1 セラミックプッシャーを使う

    セラミックプッシャー使用
    へばりついていた甘皮がポロポロと取れてきます

    手が乾いた状態で、セラミックプッシャーをくるくる動かしながら甘皮を押し上げルースキューティクルを除去する。

    試していただくとわかると思いますが、セラミックプッシャーで軽く表面をこすっただけでも白い粉がポロポロでてきます。爪表面に張り付いたルースキューティクルも目で見てわかるほどしっかり取れます。そして左手でも使いやすい。サイドなどケアしにくいところもきれいにできます。

    この方法だけで、私の爪でも一旦は3週間以上持つようになりました。

    ただ、気をつけたいのが力加減について。
    セラミックプッシャーは表面がザラザラしたものなので、力を入れすぎると爪表面を傷つけてしまいます。力は入れずに優しく撫でるようにして動かしながら強く押し上げすぎないように注意しましょう。
    また、セラミックプッシャーの表面はダストがたまりやすいので、使用後は目詰まりしないようにダストを払って流水で洗い流し、しっかり乾かした清潔な状態で保管します。

    セルフジェルネイルが初めてで、ネイルサロンでもジェルネイルをやったことがないという方は、セラミックプッシャーをいきなり使用すると、自爪を傷つけてしまう危険もあるので、最初はバトネ(ウッドスティックにコットンを巻きつけたもの)でのケアをおすすめします(バトネの使用方法はこちら)。

    このやり方でも十分にルースキューティクルは除去できるので、バトネでケアしてもどうしてもすぐに浮いてきてしまうという方は注意点を考慮した上で、セラミックプッシャーを使用してみてください。

    補足として、他に試したケア方法についても書いておきます。

    ①-2 キューティクルリムーバーを使う

    このやり方はスクールで習ったジェル塗布前のケア方法。

    1. 爪の根元にキューティクルリムーバーを塗る
    2. メタルプッシャーで押し上げる
    3. ガーゼを親指に巻いて少しエタノールで湿らせてから、爪根本のルースキューティクルをくるくる動かしながら除去する
    4. 取り切れなかったルースキューティクルをニッパーでカット

    これは私のメタルプッシャーの技術が乏しいため、ルースキューティクルが取りきれておらず、すぐにジェルが浮きました。見た目はきれいになっているように見えたのですが……。

    ①−3 マシーンでドライケア

    ネイルサロンでするように、マシーンにビットをつけて電動でルースキューティクルを除去します。

    マシーンをうまく扱うにはかなりの練習が必要で、これも私の技術が乏しく、さらに右手(利き手)をマシーンでするのは無理だったので、これもうまくいかず。

    ①-4 お風呂でガーゼクリーン

    入浴中に手がふやけている状態で、ガーゼを使って甘皮を押し上げながらくるくる動かしルースキューティクルを除去します。

    これでも、まだきれいに除去できていなかったようで、ジェルは浮いてきました。

    私のようにメタルプッシャーやガーゼクリーンでは持ちが改善できなかった方はバトネやセラミックプッシャーの使用を試してみてはいかがでしょうか。

    ②ジェル同士の相性

    これでケア方法は改善できましたが、ちゃんとケアしても、デザインによって持ちが悪かったり良かったりすることがありました。なんでかなーと原因を探っていくと、あることに気がつくのです。

    それがジェル同士の相性

    私はグランジェも使用していますが、別で数種類のメーカーのものも持っています。

    ベースジェルは基本グランジェですが、カラーは違うメーカーのものを使ったり、トップをハードジェルにしたりと、ベース・カラー・トップで違うメーカーのものを使っていることが多かったんです。

    甘皮ケアをしっかりしていても、使用したジェルのメーカーがバラバラのときは約1~2週間で浮いてきていました。

    一度、数種類のメーカーでもちの良さを検証したことがありまして、それぞれのメーカーでベース・カラー・トップをそろえて検証したのですが、どのメーカーもほぼほぼ3週間持ちました(全てセラミックプッシャーでケアしてからジェル塗布した場合)。

    ということは、同じメーカーで揃えたほうが持ちがいいのか!ということに気づきまして、それ以来、ベース・カラー・トップはすべて同じメーカーを使うようにしています。

    ケアをセラミックプッシャーで行い、それぞれのジェルのメーカーを同じものにすれば、基本的には3週間持ちました。が、爪を長くするとまた持ちが悪くなってきたんですね。

    ③厚み

    ジェルの持ちが良くなったことで、爪を伸ばせるようになったので、長い自爪にジェルをすることも増えたのですが、爪が長いとジェルの持ちが悪くなってきたんです。セラミックプッシャーでケアをして、ジェルのメーカーを揃えても長い爪だと浮いてきました。

    そこで改善したのが、ジェルの厚み

    前述しましたが、元々薄い自爪なので、普通にベース・カラー2度塗り・トップの4層だけでは強度が足りず、長い爪だとすぐにヒビが入ったり、浮いてきたりしたんです。

    そこで、強度を出すために、上の写真のように厚みを出しました。といっても一度に厚塗りすると硬化不良やムラになるので、私は以下の方法が一番しっくりきました。

    1. ベースジェル2度塗り(薄く)
    2. カラージェル2度塗り(薄く)
    3. トップジェル薄く塗る
    4. もう一度トップジェルでフォルムを整える

    まず、ベースジェルを薄く2度塗りして土台の厚みをだします。カラージェルはいつも通りで。トップジェルは一度薄く塗り仮硬化(グランジェの場合ライトで約10秒照射)します。

    最後にもう一度トップジェルを塗り、きれいなフォルムになるよう少し調節しながら形を整えて硬化します。

    ベースとトップを2回ずつ塗ることで強度が増すので、薄くて長い爪でも耐久性がでます。

    このやり方だと、最終的に長い爪にジェルネイルをしても3週間持ちました。最近は短い爪のときも、伸びてくると爪先が弱くなってしまうのでこの方法でやっています。

    まとめると、

    ①セラミックプッシャーで甘皮ケアをする
    ②同じメーカーのジェルで揃える
    ③程よく厚みを出す

    この3つのポイントが私が行き着いたジェルネイルを3週間持たせる方法です。

    そして、このうちどれかが欠けてるとやはり浮きやすくなるので、毎回全て行うようにしています。

    ジェルネイルの持ちには本当に個人差があるので、一般的な持ちを良くする方法を試してもうまくいかないという方は私の方法を試してみいただくといいかもしれません。

    ネイルサロンでもネイリストがお客様の爪の状態にあった施術を提案してくれますよね。それと同じで、自分の爪に合った方法を見つけることが、ジェルネイルを長持ちさせるためにはとても大切なことなのです。


    お知らせ

    セルフジェルネイルの定番モデルが、10周年を迎えてリニューアル。さらに手軽に、扱いやすくなりました。

    詳細はこちらをご覧ください。


    by 白木ありさ