一生に一回学べば十分。爪トラブルを回避する正しい爪の切り方、4つのポイント。


世の中に自分で爪を切らない人はほとんどいないと思いますが、正しい爪の切り方を知っている人は一体どのくらいいるのでしょうか?

すべての人にとって一生関わることなのに、学校で教えてもらうことはなく、そう言えば親からも聞いたことありませんね(私は)。教わらなくても困らないことだからかもしれませんが、間違った爪の切り方をしてしまうと、巻爪、二枚爪、炎症、割れなどの爪トラブルに繋がり、痛い思いをする場合もあります。

特別な内容はありませんが、この記事では爪切りの正しい知識をご紹介しますのでご参照ください。

道具について

爪切り

ネイルクリッパー
ネイルニッパー

一般的なネイルクリッパーと、ニッパータイプに分かれます。クリッパーの方が切るときの圧が大きく、爪への負担を考えるとニッパーの方が良いとされており、ネイリストや皮膚科の先生などはよくニッパーを推奨されています。

爪の主成分はケラチンという繊維状のタンパク質で、それが3層重なっています。その少しカーブがかかっているプレートを、クリッパーでパチンとやってしまうと3層が断裂し、その層の間から乾燥した挙げ句二枚爪の原因になる、ということもありえます。特に巻爪などの変形した爪は、カーブが大きい分圧が大きくかかるのでクリッパーは避けましょう。

でも実際問題、クリッパーで慣れている場合はニッパーを使いこなすまで結構慣れが必要かもしれません。また、今まで爪トラブルなくクリッパーで問題なかったのにニッパー買う気になれない、という方にまで押し付ける気はありませんので、せめて後述の正しい爪の切り方を実践いただければと思います。

ネイルファイル(エメリーボード)

ネイルファイル(エメリーボード)
エメリーボード

あまり伸びていない状態の爪には、爪切りを使わずにエメリーボードだけで十分きれいな形を作れます。爪切りと比べると負担が少なく、細かく形を整える事ができます。また爪切り後に断面を滑らかにするためにも使用し、その際は目の細かい200-240G(グリッド)あたりがオススメですが、クリッパーに着いている爪やすりなどでも問題ありません。

爪を切るタイミング

個人差はあれど、通常成人の爪は10日で1mm程度伸びます。約2~3週間に1度を、なるべく入浴後など爪が柔らかい時に切るのがベスト。乾燥時を避けて、また伸びすぎて割れてしまわないうちに切りましょう。

正しい爪の切り方

スクエアオフ
両角を残してスクエアオフに

①爪の両角を短く切り落とさないように切る

爪の両角を切り落とすと(バイアス切り)、斜めに切られた両角の先端が伸びる時に皮膚に食い込んで炎症や痛みの原因に。またそのまま巻き込むように変形して巻爪の原因にもなるので、両角を少し残して切りましょう(スクエアオフ)。

②爪が割れないように端から少しずつ切る

爪の真ん中から1度に大きな断面を切ると、割れてしまうリスクがあります。端から最低4~5回以上に分けて少しずつ切ってください。

③爪の先端が指先と同じ長さになるように切る

フリーエッジ(白い部分)を少し残し、深爪を避けましょうということです。深爪をすると先端の皮膚が盛り上がって、爪が伸びるのを妨げ、変形しやすくなる。また長すぎると靴などに圧迫されて痛みや爪の変形の原因になります。

④爪の断面を切りっぱなしにしない

爪は1枚のプレートのようですが、3枚のプレートが重なっている3層構造です。切りっぱなしにしているとその断面が大きく、プレートの隙間が開いて二枚爪になってしまう可能性があるので、エメリーボードで軽く削り、断面を馴染ませましょう。

アフターケア

爪切り後のおいてもアフターケアの基本は保湿です。肌と同じく爪が乾燥しているとトラブルにつながります。ネイルセラムやネイルオイル、またハンドクリームを使って、爪周りをマッサージしながら塗りましょう。面倒ではありますがこのひと手間が差を生み出します。

まとめ

私なんかはこの内容を知るまで何も考えずにクリッパーで爪の両角を切ってきていましたが、運良く爪トラブルはありませんでした。

でも例えばもし足の巻爪になってしまうことを考えると、その部分の痛さはもちろん見た目も非常に悪く、さらにそこから姿勢が悪くなり腰痛にまでつながる……と本当に大変なシナリオが思い浮かびます。それこそジェルネイルどころではないですね。それ以来本当に切り方は注意するようになりました。

トラブルを避けるという意味だけではなく、もちろん美しい爪を手に入れる基本中の基本が爪切りです。ご自身の爪はもちろん、家族やパートナーの爪切りの際にも、ぜひ正しい爪の切り方を実践して健康な爪を保ってください。

by 中島桐人

#爪切り爪の形