知らない人は損してる、セルフジェルネイルに便利なウッドスティックの使い方5つ。


セルフ向けのジェルネイルキットなんかにもついてくるウッドスティック。
ポリッシュでもジェルでもネイルするときの必需品ですが、その使い道は幅広くさまざまな場面で役立ちます。
しかし、初心者の方は意外と使い方をしらない人も多いようで、キットに入っていても「なんだ、この棒きれ」と全く使っていない人もいるのだとか。
1本でたくさんの役割をこなしてくれる万能アイテムのウッドスティック。あなたは有効活用できていますか?

目次

    ウッドスティックとは

    ウッドスティック

    ウッドスティックとはその名の通り木でできた細い棒です。どこのメーカーでも作りはだいたい同じで、約15cm~18cmの長さで竹串よりも少し太いくらいのサイズです。オレンジウッドスティックとも呼ばれますが、ネイルサロンでもポリッシュやジェルネイルをする際は必ず使われているアイテム。消耗品なため使えなくなったら買い替えないといけないので、数本セットで販売されています。

    一般的なウッドスティックは仕込みが必要

    ウッドスティック先端

    一般的に売られているネイリスト向けのウッドスティックは先端がこのように平たく四角いものです。この形だと使いにくいのでポリッシュやジェルをする前に仕込んでおく必要があります。

    使い古したネイルファイルを使って自分の好みの形に削ります。ウッドスティックを削るときは、ネイルファイルで形を作ったら、次にスポンジバッファやシャイナー(こちらも使い古したもの)で表面を磨いて整えると引っかかりがなく、コットンを巻きつけてもするっと取れます。
    使いやすいよう薄い平型や刀型にするのがおすすめ。

    グランジェのウッドスティック

    ちなみに、グランジェのウッドスティックの先端は片方が斜めにカットされ、反対側は鉛筆のように細くカットされているので、わざわざ仕込んでおく必要はありません。ウッドスティックを削るのが面倒という方はすでに使いやすい形になっているものを選んだほうがいいですよ。


    また、コンパクトさを追求したグランジェのウッドスティックは他社商品よりも短めです(約11cm)。長い方が持ちやすいという方もいるかもしれません。個人的には長さに関してはどちらでもあまり変わらない印象ですが、そこはお好みで選んでいただければと思います。

    ウッドスティックの便利な使い方

    ではウッドスティックを使って役立つ場面や使い方をご紹介していきます。

    甘皮処理

    自爪のケアでもジェルネイル前のプレパレーションでも、甘皮処理をするときにウッドスティックが使えます。
    そのまま使うとウッドスティックの先端が硬すぎて痛くなる場合があるので、コットンを巻きつけて「バトネ」を作ります。

    ウッドスティックにコットンを巻きつける
    手のひらでコットンを整える

    コットンを裂いて中の綿の部分に、ウッドスティックの斜めにカットされたほうをクルクルっと転がすときれいに綿が巻き付いてくれます。それを手のひらで整えればバトネのできあがり。

    ウッドスティックで甘皮を押し上げる

    コットンの部分を少し水で濡らし、甘皮のところに斜めにあててクルクル動かしながら押し上げ、ルースキューティクルを除去していきます。バトネはポリッシュを塗っていてはみ出た場合もにも使えます。

    コットンの部分に少しだけリムーバーをつけるとはみ出たポリッシュがきれいに除去できます。

    はみ出たジェルの除去

    ウッドスティックではみ出たジェルの除去

    ネイリストでも全くはみ出さずに10本全ての爪を塗るのはけっこう難しい作業。きれいにギリギリまで塗ろうと思うとあっ!とはみ出しちゃうことあります。
    そんなときはウッドスティックを立てて、皮膚とジェルの間に少しの隙間を作るように拭ってあげればきれいになります。ウッドスティックの先端が薄くなっているおかげで、はみ出たジェルを除去した後に再度ブラシでジェルを整える必要はありません。

    ストーンやパーツをつけるときに使う

    ネイルアートにも使えるのがウッドスティックの便利なところ。

    ウッドスティックでストーンを乗せる

    細かいストーンやパーツ類はピンセットだと取りにくいこともありますが、ウッドスティックを使えば簡単です。
    ウッドスティックの先端が細い方に少しクリアジェルをつけてストーンに触れると簡単にストーンを取ってネイルに乗せることができます。小さめのパーツのときはピンセットよりも断然ウッドスティックのほうがやりやすいです。

    ドットやラインを書く

    ウッドスティックでドットを描く

    ドットペンやブラシがなくてもウッドスティックの細い先端を使えば、簡単にドットやラインが描けます。

    ドットやラインを描きたい面に対していウッドスティックを垂直に持つことがポイント。ウッドスティックをネイルに強くあてるとジェルがきれいに乗らないので、撫でるくらいの感覚で描きます。

    ジェルオフ

    ウッドスティックでジェルを落とす

    ジェルオフする時のキューティクルプッシャーの変わりもしてくれます。キューティクルプッシャーよりもウッドスティックのほうが先端が薄いので爪の表面に沿いやすく落としやすいです。

    ウッドスティックでピールオフ

    ピールオフベースコートを使用しているときも、オフのときに爪でめくろうとするより、ウッドスティックで隙間を作ってあげたほうがきれいにペロッととれやすいです。

    ウッドスティックの管理方法

    ウッドスティックは消耗品だからと、使ってそのまま放置していませんか?
    ジェルが付いたままで甘皮処理に使ったりすると不衛生で爪トラブルの原因になることもあります。さまざまな場面で使用する場合は特に、その都度しっかりきれいに管理してあげましょう。

    クリーナーやエタノールできれいに拭き取る

    ジェルクリーナーでウッドスティックを拭き取る

    キッチンペーパーにジェルクリーナーを含ませて使ったところをふきとります。ウッドスティックは毎回使った後はクリーナーで汚れを拭き取きとりましょう。

    汚れが取れない場合は削る

    ジェルの色が染み込んでいたり、何度も使用してクリーナーで拭き取っただけでは汚れがとれないときは、ファイルで削ってしまえばOK。そうすることで、かなり短くなるまでは何度も使えるのですぐに買い換える必要もありません。

    1本あるととても便利なウッドスティック。
    使いこなすことで、より簡単にジェルネイルを楽しむことができます。ご紹介した方法、是非活用してみてください。


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    by 白木ありさ