こんにちは。ネイリスト講師の三浦です。
暑さは少しずつ和らいできましたが、この時期、手と指先はどんな保湿をしていますか?
ベタベタ暑いし、日焼け止めだけは塗っているという声も多い春〜秋にかけての時期。
温度も湿度も高い日本の夏、なかなか保湿の必要性を感じにくいのも事実ですが、実は夏こそ乾燥に注意が必要です。
『インナードライ』
『隠れ乾燥』
こんなワードを聞いたことがあるかもしれませんが、これこそが厄介な夏特有の乾燥なのです。
皮脂や汗で湿った肌表面の内側では乾燥が進んでいることに気づかないまま。
冬のように見た目にわかりやすく粉がふいたりあかぎれがパックリ…という状態ではないものの、手肌の乾燥は手荒れだけでなく爪の乾燥にも直結するため、すっぴん爪派もネイル派も他人事ではありません。
以前、爪の縦線のコラムでもお話しましたが、爪に充分な水分供給ができなくなると、爪は硬くなり柔軟性を失います。爪本来のしなりがなくなった爪は割れやすく、二枚爪になりやすい。
そしてジェルネイルとの柔軟性に差が出てしまうことから浮きや剥がれを作り、もちを悪くしてしまいます。
夏のジェルネイルのもちの悪さは、汗や湿度、水分ばかりが注目されやすいですが、実はこの爪乾燥も大きな要因です。
今回は、指先の乾燥や爪乾燥を引き起こす、この夏乾燥についてのお話。
夏でも指先にささくれや硬い角質があるならもちろん、夏にジェルのもちが悪いという人もぜひ参考にしてみてください。
夏の乾燥はリスクが高い!
夏乾燥の怖さは、やっぱり無意識のうちに着々と乾燥が進んでしまうところ。
ドラッグストアでもこの時期はボディやハンドクリームの売り場は縮小されているし、夏は保湿自体のニーズが減少するのが現状だと思います。
夏と乾燥が結びつかないのが一般的なイメージなのかもしれませんが、実際みなさんがどう感じているのか、こんな意識調査の結果が出ています。
まず、乾燥の気になる季節については、55%が『冬場だけ』、43%が『季節に関係なくいつでも』とのこと。
実際は、夏も乾燥を気にしている人が半数近くもいる、ということになります。
乾燥が気になる部位トップ3
そして乾燥が気になる部位についての回答がこちら。(回答者:女性)
1位:手 49.5%
2位:唇 49.4%
3位:足・かかと 48.8%
なんと、1位が顔ではなく手!
わずかな差で2位の唇は、角質層も薄く皮脂腺や汗腺がないためリップクリームが欠かせない部位、なので上位にくるだろうとは思ってましたが、手が上回る結果に。
3位に足・かかと、その後4位に頬 46.1%が続きます。個人的には、もっと顔周りが上位を占めるのではと思っていたので少し意外でした。
手は、誰もがハンドクリームで手軽に保湿しやすい部位のはずなのにこれだけ乾燥を気にしている人が多い、ということはまだまだその保湿方法にも改善の余地ありなのではないでしょうか。
出典:株式会社プラネット
手のどこがいちばん乾燥しやすい?
いちばん乾燥しやすいという結果になった手。
手は顔と同様、狭い範囲の中に、皮脂の分泌量や皮膚の厚さが異なる細かいパーツが集まっているところ。
では手の中でもいちばんダメージを受けやすく、乾燥しやすいのはどのパーツなのでしょうか?
誰にでも日常にある食器洗いで、手のひら・手の甲の水分量がどう変化するのかの実験結果があります。
36℃前後のお湯で5分間食器洗いをし、その後経時的に水分量を測ったものがこちら。(被験者20人の平均値)
《5分経過の水分量》
・手のひら…33%減
・手の甲 …32%減
この時点ではさほど差はなく、どちらも水分が奪われている印象です。
でもその後、15分を過ぎたあたりから手のひらに回復傾向が見え始め、20分経過時点で驚く変化が!
《20分経過》
・手のひら…100%回復
・手の甲 …47%減
なんと、20分経過の時点でさらに水分が減少した手の甲に対し、手のひらは100%回復しているのです。
一方、手の甲は水分量が減少し続け、60分経過しても同様の回復は見られないまま。
手のひらには汗腺があり、発汗量が多い部位のため乾燥ダメージを軽減できているのに対し、手の甲はダメージを受けやすく、それが一時的なものであっても回復が遅い傾向にあります。
つまり、手の甲は手のひらよりも乾燥しやすいと言えます。
そしてさらに、忘れてはいけないのが乾燥トラブルが特に多いパーツ、指先、爪周り。
ささくれ、二枚爪、縦筋、消毒乾燥、とお悩み上位が集中するところでもあります。
(詳細は各コラムをご参照ください)
たしかに手の甲は面積も広いため、乾燥していると感じやすい場所。
でも実はどこよりも乾燥しているのはこの指先なのです。
指先は、皮膚の中でも皮脂腺・皮脂膜が少なく乾燥しやすいため角質層で厚く保護されていますが、とても水分が逃げやすいのも特徴。
乾燥して角質層が硬くなるほど、保湿剤も浸透しにくくなるので、あっというまにカチカチガサガサの指先になってしまいます。
手の中での乾燥しやすさを順位で表すなら、トップ3はこうなります。
1位:指先(爪周り含む)
2位:手の甲
3位:手のひら
今まで1位の指先よりも、2位の手の甲を意識的に保湿をしてきた人は少なくないのでは?
ハンドクリームも塗りやすいし、目に付きやすい面積の大きいパーツだからやってしまいがち。
これからはこの順位を意識して、指先にもたっぷり保湿を忘れずに!
夏の指先・爪乾燥の原因は?
でも実際、夏に乾燥している!という実感はありますか?
今まで、冬にしか保湿の必要性も、夏に乾燥しているという実感もない人がいても驚くことではありません。
私もはじめて知った時は、今までの夏のケア意識の甘さを痛感しました。
気温や湿度が高くなると、汗や皮脂が出てくるので肌表面が潤った感じがしますが、このベタベタ感は潤いとはまったく別のもの。
当然、外気温に比例して体温も上がりやすくなるため、体内の水分も蒸散しやすい環境にあります。
高温多湿の真夏にものすごく喉が渇く、というのがわかりやすいイメージでしょうか。
そして、汗を拭き取るたびに肌の水分も一緒に奪われるため、思った以上に肌内部は水分不足。
なのに肌表面は汗をかいてベタベタ、という、ちょっと矛盾を感じるくらい現象が起きています。
なんにもしていなくてもただ暑いだけで、気づかないうちに肌の内側の乾燥が進んでしまう、というのが夏の乾燥なのです。
冬とは少し違う、夏特有の乾燥には、主にこんな原因が挙げられます。
原因1.紫外線
夏の紫外線はとても強く、肌へのダメージは深刻。
日焼けや炎症を起こしたり、肌保湿には欠かせない『肌のバリア機能』を破壊してしまうのです。
肌のバリア機能とは、皮膚のいちばん外側にある角質層が持つ保湿力で、肌内部の水分を保ち外に逃さないようにする重要な働きをしています。
いくら保湿をしても、このバリア機能が失われて水分がどんどん蒸散していたら意味がありません。
健康な肌は、バリア機能が正常に働いているため外部からの刺激を受けにくく、水分と油分のバランスも保たれていますが、肌が紫外線ダメージによってバリア機能が低下すると、一気に水分が奪われやすくなってしまいます。
そして、正常な肌のターンオーバーにも悪影響を及ぼします。
このターンオーバーが乱れると健康で強い肌が形成されず、さらにダメージリスクが増す。この負のスパイラルに陥ってしまうととても厄介なのです。
様々な肌トラブルの始まりは、バリア機能と保湿力の低下からと言われています。
さらに、紫外線ダメージで肌機能が低下した肌は、外部刺激からどうにか自分を守ろうとして角質を溜め込もうとするため、角質が厚く硬くなってしまい、保湿剤の浸透率も悪くなってしまいます。
カサカサに硬くなった爪の周りの保湿が難しいのは、このあたりが原因のことも多いのです。
春から夏にけかけての4~9月は紫外線量が多く、1年間のおよそ70~80%を占めるほど。さらにその中でも午前10~14時に1日の70%が集中しています。
特別なレジャーやスポーツでの紫外線対策はもちろん必須ですが、ちょっとした日常生活の中での蓄積でも注意が必要です。
原因2.エアコン
冷房をかければ室内温度だけでなく湿度も下がり、室内の乾燥で肌の水分は奪われやすくなります。
エアコンにもよりますが、ドライ機能や風量によって加湿器を使う冬の室内よりも湿度が低くなることも。
加えて、冷房の風が直接肌に当たり続けると表面付近の水分を飛ばし、常に肌が内部まで乾燥しやすい環境になってしまうのです。
外気温との差が大きい真夏は、屋外で汗をかいてもエアコンの効いた涼しい室内に入れば一気に乾きます。
たしかにすごく気持ちいいんですが、これを繰り返すたび、肌からはどんどん水分が奪われていくことに。
長時間冷房の効いたところにいる場合は、羽織れるものを用意したり、保湿と一緒に肌に風を当てない冷え対策も必須です。
特に、飲食店など外出先では設定温度が低めなことも多く、外出予定の多い日は、お出かけ前に冷え対策と、充分な保湿をしておきましょう。
化粧水スプレーをしてから保湿クリームで水分を蓋するようにしてあげると、潤った肌が長時間続くのでおすすめです。これも水分と油分のバランス!
そして室温を下げれば当然、身体、手先足先も冷えるので血行が悪くなり、代謝も下がります。これは乾燥だけでなく、むくみの原因にも。
ちなみに、夏に人気の汗ふきシート。汗をかいた後に拭き取ると肌をスッキリサラサラにしてくれる便利アイテムで、成分にはエタノールが多く含まれています。暑い外から戻ってエアコンの効いた室内で使うとさらに肌の乾燥をさせる可能性もあるので、ベタつきがスッキリした後は保湿をプラスしておきましょう。
原因3.実は間違いだらけの保湿ケア
ベタつく夏は保湿は必要なし、ではないとお伝えしましたが、高温多湿の環境下では皮脂は多くても水分は不足している可能性があります。
このあたりはフェイスケアと同じ。
ベタつきが嫌で水分(=化粧水)のみを補い、油分(=クリームやオイル)で肌に蓋をしない状態でいると、肌の水分が蒸散され、知らないうちに肌の内部はカラカラに。
そうなると皮膚は、どうにか潤いを保とうと頑張った結果皮脂を分泌し、いわゆるベタつきオイリー肌になるのです。
ベタつくオイリー肌だから保湿はしなくていい、ではなく、充分に水分補給したら解決する『隠れ乾燥』も実はけっこう多いのです。
保湿で大切なのは、とにかく水分と油分のバランス!
悩んでいた指先乾燥も、いつものハンドクリームの前にひと手間の水分補給を入れてみるだけで、保湿の効率が格段にアップします。
爪先だけが硬い、カチカチ乾燥しているなら、ピンポイントでケアできるネイルオイルで。
一般的な保湿クリームより保湿の持続性が高いので、乾燥しやすい職場の人や指先を酷使する環境の人にはおすすめです。
指先・爪乾燥対策はいつもの習慣を少しだけ変えてみる
指先や爪が乾燥する人が多い理由に、保湿ケアの方法が合っていない、もしくは不十分ということが挙げられます。
現在している保湿ケアについてのアンケートでは、66.1%がハンドクリームのみ使用と回答。にもかかわらず乾燥やなんらかの悩みを感じている人も多く、かといってそれ以上のケアは特にされていないまま。
手首から先は皮膚も爪もあり、角質の厚みもそれぞれ違うパーツが複雑に集まっていて、顔同様に常に外気にさらされているところなのに顔の保湿ケアのようには気にしない人がほとんどです。
朝・晩に集中ケアする顔と違って、1日に何回も保湿が必要な手。
しかも続くコロナ禍で通年よりも手洗いや消毒の回数が増え、保湿の回数も同じように増えるなら、保湿のシンプルさやコスパは続けられる大切なポイントです。
保湿の回数がどうしても増やせないなら、ネイルオイルやセラムを使って保湿の質を上げるのもアリだと思います。
今お使いの保湿剤はそのままで、いつもの生活習慣を少しだけ変えるだけで、指先・爪を乾燥から守れるとしたら?
誰でも簡単に、今すぐできる方法をいくつかお伝えしたいと思います。
手洗いの後は自然乾燥させない
実はこれ、意外な盲点なんです。
手のひらや甲だけパパッと拭いてあとは適当に自然乾燥、してませんか?
夏だけに限らず、この自然乾燥は手荒れ・乾燥手肌の原因。
例えば、備え付けの使い捨てペーパータオルでは硬くて細かいところまで拭くのは難しいし、エコで「1枚でじゅうぶん拭けます」のメッセージの前では、たとえ1枚めがもうビショビショだったとしても2枚めは取りづらい。
今はコロナ禍で休止してるところが多いけれど、手をかざすと温風が出てくるエアータオルは、次の人が待ってる圧に耐えられなくて最後まで時間をかけて乾かし切るなんて無理。
少なくとも私はそうです。
指と指の間、爪周りまで意識してしっかり拭き取る、なんて意識しなければなかなかできません。
でも、この拭き残した水分が自然乾燥していく時に、肌の水分まで一緒に奪っていく、という事実に気づいてない人はかなり多いはず。
ただし、手に水分が残っていても、すぐにそのまま保湿するのは全然OKなんです。むしろして欲しいくらい。
(濡れた手とハンドクリームの効果はささくれのコラムで!)
問題は自然乾燥させてしまうこと。
自然乾燥乾させて硬く乾いた指先に、後からいくらハンドクリームを塗っても浸透しにくいなと思ったことはありませんか?
手洗い後はなるべく早く保湿する。
すぐに保湿しないのなら、手を洗うたびに最後までしっかり水分を拭き取ることを意識してみる。
まずは今日、手を洗うたびに実践して、手洗い後の肌感を比べてみてください。
こまめな日焼け止めで肌とバリア機能を守る
前述のように、紫外線は肌にダメージを与え、バリア機能を壊して水分を逃しやすくしてしまいます。
水分を補う保湿はもちろん重要ですが、水分を逃さない、バリア機能を低下させないこともとても大事なこと。
そのためにできる、いちばんシンプルなことは紫外線から肌を守る日焼け止めです。
日焼け止めは外出前に塗る人が多いですが、それより前に浴びてしまいがちなのが窓際やベランダからの生活の流れの中での紫外線。
紫外線カット加工のないカーテンからの朝日、ちょっとだけのベランダの洗濯物、ゴミ出し。
実はどれも無防備なまま紫外線を浴びているものです。
外出の予定がなくても、朝のスキンケア時に一緒に日焼け止めを塗っておくだけで、うっかり浴びてしまう紫外線を防ぐことができます。
顔、首から手まで使えて、さらに保湿機能もプラスされた使い心地のいい日焼け止めがあれば完璧。
凹凸の細かい指先は、日焼け止めクリームやジェルが塗りにくく塗り漏れが起こりやすいところ。
襟足や髪に使えるスプレータイプをここに使うのもおすすめです。
ハンドクリームの正しい塗り方
ハンドクリームどうやって塗っていますか?
1度に使う量はどのくらい?
実は知らずにやっている、ありがちなNGの塗り方もあるのです。
もちろん製品によって多少の違いはありますが、ハンドクリームの効果的な使い方をご紹介します。
いつも使っているハンドクリームで仕上がりを比べてみてくださいね。
・ハンドクリームのNGの塗り方
まずはやってしまいがちなNGの塗り方。
ハンドクリームを手の甲に出して、その後手の甲同士をクルクルこすり合わせるように塗り広げるやり方、していませんか?
手のひら側がベタつくのが嫌で手の甲で広げる人も多いと思いますが、そこは分量やハンドクリームの選び方塗り方で解決できます!
NGの理由は、骨や凹凸が多い手の甲同士ではまず塗りムラができてしまうこと。
いちばん乾燥する、爪周りや指細かいところには全然塗れていないことがほとんどです。
そしてエイジングを気にするなら致命的と言えるこの塗り方、手の甲同士をこすり合わせることで皮膚を引っ張り、摩擦まで生んでしまうなんて、せっかくいいハンドクリームを使ってももったいない!
・ハンドクリームの分量
まず分量から。
チューブタイプの場合は、3cm程度が目安になります。
(※テクスチャーにもよるので、各製品の推奨量があれば優先させてください)
・ハンドクリームの正しい塗り方
そして、正しい塗り方の手順はこちら。
①両手のひらで体温に温め軽く広げる。
②手の甲に、ゆっくり手のひらで浸透するようにプレスする。
手の体温で温まったクリームはより浸透しやすい。
③小指側から、指を1本ずつ包むように握る。ジワーッと温かく感じるように、根元から爪先へゆっくり。
サッとスライドさせたり皮膚を引っ張ったりしないよう注意!
④疲れやすく、ツボも多い親指は、付け根からいろんな角度で軽く圧迫するように握ってプレスすると、手全体も血行が良くなる。
(①~④を両手に)
⑤両手の指を交互に組み合わせたら、そのままゆっくり3秒くらい指同士で挟み込み、じんわり圧を加える。
指を離して、手がじわっと温かくなっているのを感じられたらOK。
この塗り方のコツは、ハンドクリームをゴシゴシすりこんだり皮膚を引っ張るように伸ばしたりせず、手のひらで温めた保湿成分を肌に押し込むよう浸透させること。
そうすることで血行も良くなり、ハンドクリームの保湿効果をより高めてくれます。
そして、より肌の内部まで潤いが浸透して長時間効果が続きます。
しっかり浸透することで表面のベタつきもいつもより気にならないはず。
いろいろ試した結果、手を洗って、しっかり水分を拭き取ったらすぐ!のタイミングがいちばんおすすめです。
本当にいつものハンドクリーム?と思ってしまうほど、潤いがぐんと浸透するのを実感して欲しいです!
塗った直後だけではなく、その後5分くらい経ってからの手をぜひ触ってみてください。
今回は、夏の指先と爪乾燥についてのお話でした。
『誰にでもできて、今あるもので、今すぐできる対策』は何だろうと思ったのですが、結局、シンプルで続けやすいものしか新しい習慣にしていけない。
コロナ禍で、私も含めみんな人生でこんなに手を洗うのも初めてなら、手や爪のトラブルリスクがこんなに高いのも初めてです。
アルコール消毒で手が乾燥するなら保湿すればいい、とそんなに単純ではないのが、手という複雑でデリケートなパーツ。
ざっくり言うと、『手から水分が大量に逃げたら、たっぷり保湿すればいい』のではなく、『手からの水分をいかに逃さず、適切に保湿するか』が大切で、この最短ルートを目指したいのです。
ガサガサになってしまってから保湿クリームだけで補おうとすれば、かなりたっぷり、ベタつくくらいの塗布が必要になるでしょう。
ベタベタする保湿が好き!という人は手に限っては、特に夏は少ないと思います。
おそらく誰だって表面はベタつかず、肌内部にはしっかり潤いを閉じ込める、奥まで浸透する保湿が理想のはず。
そのためには、肌にもある程度のコンディションが必要で、さらにそのためには肌を守る少しの努力と意識が必要です。
日々の生活の中で、今できそうなことから何か1つでもやってみようという意識が、大きな変化の一歩になればと願っています。
参考:
資生堂ANESSA
メゾンKOSE
社会福祉法人恩賜財団済生会
お知らせ
持つ、剥がせる、傷まない。
みんなが待ち望んでいたジェルネイルキットがついに登場。